兄が東京転勤になり大きなスピーカーを持っていけないからやるよ、と。
”ちょっとウーハーが破れてるからびびるけどね”
ちょっと迷った、が貰った(笑)
エッジが劣化して破れているんだろうと思っていたらそのとおり。
エッジ交換については自分でやっている人がいるのは知っていた、調べてみるとひとつ3千円から4千円程度。勝手も悪くないがひょっとして・・・
いるいるエッジを自分で製作している人が(笑)しかも簡単そう♪
やるっきゃないね
まず貰ったスピーカ、当時ペアで15万円ぐらいらしい、重たいのなんのって二階の自室に上げるのに死ぬ思いでした。
ウーハーのアップ
ボロボロ、ペアだから二つ、これがユニットだけでも重い、足で支えながら外しましたがひとつ間違えば足の指なんか簡単に折ってくれそう(笑)
早速エッジの製作。
まずは材料
ジャージ素材の布 伸びて柔らかい生地なら良くて今回はTシャツの生地
シリコンシーラー、または水性ゴム塗料 これは生地を基材としてそれにコーティングをする事によって成型、適度な弾力を持たせるわけです。
シーリングに使うバックアップ材 シーリング材を売っているところに一緒においてあります
早速製作に入ります
まずはバックアップ材を半円に裂きます、今回は転がっていた竹の内径がぴったりだったのでそこにカッターの刃を渡し引き抜きました
綺麗に割くことができました
これを適当なダンボールなどにスピーカーのコーンの外周に合わせるように貼ります。これが今回のエッジの方となるわけ。
上の写真は剥がしたあとなのでちょっとゆがんでいますがなるべく真円になるように。
そこへ剥がせるスプレーのりを塗ってジャージの生地を貼り付けます
しわが出来ないよう、角はなるべくきっちり爪など立ててラインを出しておきます。
これにシリコンシーラーをラッカーシンナーで薄めたものを刷毛で塗る。
一時間ほど乾燥させてもう一回塗ったら24時間乾燥させる
のりしろを確保して切り抜いたらエッジが完成!
これをエッジとフレームに貼ったら完成!
このときシリコンシーラーを使った場合は接着剤を選ぶので今回はセメダインスーパーXの黒を使いました。水性ゴム塗料で作る場合はG17で良いようです。
これは外側貼ったところ
で、完成なのですが、完成の写真が無い(笑)
音はといえば、もともとどんな音を出していたのか解らないので比較のしようがありませんがまあいい感じです。確証バイアスかかってると思いますが(笑)
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